Home > 宮山通信 > パチンコ産業アーカイブ > 第1回 “情報武装化”急ピッチ

宮山通信 | パチンコ産業アーカイブ

宮山通信
パチンコ産業アーカイブ

第1回 “情報武装化”急ピッチ

パチンコ台の大幅な基準変更によるブーム再来の期待感、東京や静岡・熱海など各地で持ち上がるカジノ待望論、さらに他の業界同様、不況下で変ぼうする遊技台メーカーやパチンコホールなどの構造変化。「市場規模28兆円」といわれる巨大なパチンコ・パチスロ産業をめぐって浮上してきたこれら業界課題をどう克服し、どんな将来展望を描いているのか。現場に密着取材して紹介する。

パチンコ・パチスロ産業はいまや膨大なすそ野をもつ巨大産業に成長している。液晶ユニットや制御基板などの電子部品から、キャラクターやソフトコンテンツの開発に至るまで、アセンブリーメーカーの色彩を強める遊技台メーカーが手がける上流部分はいわば工業製品の側面をもつ。また、独自の発展を遂げている補給装置や店舗用情報システム、カードシステム、映像・音響機材などの店舗設備分野は技術革新が激しく、情報武装が急速に進んでいる。 さらに、全国1万5000店を超える娯楽サービス産業(ホール経営)の側面に加え、セキュリティーや人材教育、景品ビジネス、リサイクル、出版、広告などさまざまな分野に派生産業は広がり、膨大なすそ野産業を形成している。

パチンコ・パチスロ産業の広範囲な広がりは、ここ数年、パチンコフェアをはじめとする業界コンベンションの定着や、上場企業の遊技台メーカーによるテレビ広告などで、外部のものにもおぼろげながら理解されつつある。だが、関連業界まで含めると100万人以上もの雇用を抱えるパチンコ・パチスロ業界の全体像はまだまだ知られざる部分がある。 遊技台に搭載される高品質な電子部品や3Dアニメーション開発は、最新のゲーム機やゲームソフトの開発と同レベルの域に達している。また、年間数百万台に及ぶ遊技台の入れ替え・廃棄処理に関するエコロジー問題にも積極的に取り組んでいる。さらに、ホールコンピューターや顧客情報処理システムなどは他の業界ではみられない急激なテンポで情報化が進展している。

そして、ここへきて近代化・合理化が進む店舗マネジメントなど、日本で独自の発展を遂げたパチンコ・パチスロ関連業界から学ぶ点も多いのではないか。

<文章>2003,02,07/日刊工業新聞

  • 安全対策の取り組み
  • 地震対策してますか?
  • 商品紹介 名古屋弁バージョン
  • パチンコ台製造メーカー様 その他 関連リンク