パチンコにまつわるコラム|MGK 宮山技術研究所

048-666-8680受付時間(平日)9:00〜17:00

パチンコにまつわるコラム

第6話 「パチンコと漫画」

近年のパチンコブームは凄いですね!私が子供の時は、近所のおじちゃんがやってた遊びぐらいにしか思っていなかったけれど、今やカルチャーにまで確立してきましたね。
私は、漫画やアニメの世界に従事しているのもですが、ある漫画家は、「自分の書いた漫画がこんな風に2次的、3次的に生まれ変わるとは、20〜30年前は考えて無かったよ!」と言ってました。携帯電話での配信やWEBでの配信、そしてパチンコやパチスロにその作品が登場してくる。昔、漫画家は自分の書いた作品をファンの人達に、原画をプレゼントしたりしてた。
だから今になって2次的に使用するときに、「あれ、あのページが無いな!困ったな!」って、ことが多々あります。

第6話 「パチンコと漫画」

自分が子供のころ見てた漫画やアニメが、大人になってからパチンコという表現で会える事は、何か懐かしさや子供に帰ったような気がして楽しいものです。
そんな人間心理からパチンコ業界での漫画、アニメなどのブームに火がつき現在に至っているのではないかと思います。
そこで、私は漫画・アニメというコンテンツの源泉を生み出す側の視点から感じた事を書かせていただきたいと思います。このように漫画・アニメなどの版権ビジネスが盛んになるのは、前述しましたように、人間心理が働いているものだと思います。
ですからある程度認知されたものでなければ、ビジネス的にも採算が難しくなると言うことです。となると、自然にアーカイブ作品(過去作品)の掘り下げになっていくのは当然の現象でしょう!

有名な作品をどんどん獲得して、どのメーカーも凌ぎを削ることになりかねません。また、アーカイブ作品は無限大ではありませんので、いつかは底が見えてきて空っぽになることでしょう!日本のお家芸ともいえる漫画・アニメは、新しいものを作り出してこそ将来があるのです。私は、パチンコ・パチスロ業界は最初に書かせていただいたように、もう既に【一大カルチャー】なのですから、この業界のインフラを新たな発信基地にして、コンテンツを生み出して行っていただける事を願っております。

<文章> 株式会社ジェイディー 代表取締役 吉田哲也 様